同じカナダなのに、BC州とアルバータ州で条件が逆でした

カナダの祝日手当|州で違う支給条件の確認方法【2026年版】

運営者はカナダで、バンクーバーに5ヶ月、バンフに7ヶ月いました。前者はブリティッシュコロンビア州、後者はアルバータ州です。

当時、そこが違う制度圏だと分かっていませんでした。同じカナダで、同じ「stat holiday(法定休日)」という言葉を使うので、同じものだと思っていました。

調べ直すと、違うどころか、説明が正反対でした。

BC州は「前日と翌日に働けば手当がもらえると思っている人がいるが、B.C.ではそうではない」と、政府のページで誤解を名指しで否定しています。一方アルバータ州には、まさに「休日の前後の予定勤務日を(雇用主の同意なく)欠勤すると資格を失う」という条件があります。

祝日の数も違います。BC州の一覧は11日、アルバータ州は9日です。

この記事では、2州の規定を並べて、どこが違うのかを整理します。シフト勤務で働く人に効く「5 of 9 ルール」と、辞め方によって受け取る額が変わる規定まで扱います。

本記事の内容
  • まず、休日の数と種類が違います
  • 資格の条件が、正反対の書き方をされています
  • シフト勤務なら「5 of 9 ルール」を知っておく
  • 働いた場合の計算——2つの選択肢があります
本記事の信頼性

運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。

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まず、休日の数と種類が違います

同じ日でも、扱いが州で分かれます

BC州の一覧(2026年)には11日が掲載されています。New Year's Day、Family Day、Good Friday、Victoria Day、Canada Day、B.C. Day、Labour Day、National Day for Truth and Reconciliation、Thanksgiving Day、Remembrance Day、Christmas Day。
アルバータ州は「9日のgeneral holiday(statutory holidayとも呼ばれる)がある」と記載しています。New Year's Day、Alberta Family Day、Good Friday、Victoria Day、Canada Day、Labour Day、Thanksgiving Day、Remembrance Day、Christmas Day。
ここで差が出ます。
BC州アルバータ州
Truth and Reconciliation Day(9/30)法定休日任意(雇用主の選択)
Boxing Day(12/26)法定ではないと明記任意(雇用主の選択)
B.C. Day / Heritage Day(8月第1月曜)法定(B.C. Day)任意(Heritage Day)
Easter Monday法定ではないと明記任意
BC州は「Easter Sunday, Easter Monday and Boxing Day are not statutory holidays in B.C.」と、わざわざ否定の形で書いています。
アルバータ州は「雇用主は追加の日を休日として認めることを選べます」とし、任意の休日として上の4つを例示しています。そして「雇用主が追加の休日を認めた場合、休日手当に関するすべての雇用基準ルールがその追加の休日にも適用されます」とされています。
つまりアルバータでは、Boxing Dayが休日手当の対象になるかどうかは、勤務先次第です。案内にも「従業員は雇用主に、追加の休日を認めているか尋ねることができます」と書かれています。これは聞いてよい質問だ、ということです。 あわせて読みたいワーホリの海外送金|手数料と為替で目減りさせない送り方ワーホリ・留学の海外送金完全ガイド。Wise・Revolut・銀行送金を運営者カナダ12ヶ月実体験で徹底比較。手数料0.

資格の条件が、正反対の書き方をされています

ここが本題です
【BC州】——次の両方を満たす場合に手当を受けられるとされています。
  • 30暦日(30 calendar days)雇用されていること
  • かつ、法定休日の前の30日のうち15日働いた、または賃金を得たこと(有給休暇や別の法定休日を含む)
そしてこの直後に、次の一文があります。
「Some people think employees only need to work the day before and the day after to qualify for statutory holiday pay. This isn't the case in B.C.」——「休日の前日と翌日に働けば資格があると思っている人がいますが、B.C.ではそうではありません」。
政府が誤解を名指しで否定しているということは、それだけ広く信じられている、ということでもあります。
【アルバータ州】——基本ルールは「休日の前12か月間に、同じ雇用主のもとで少なくとも30労働日(30 workdays)働いていること」です。
そして手当を受けられない条件として、次が挙げられています。
  • 休日の前12か月間の労働日が30日未満
  • 出勤を求められた、または予定されていた休日に欠勤した
  • 休日の直前の予定勤務日、または直後の予定勤務日に欠勤し、かつ雇用主の同意がない
3つ目が、BC州が否定している「前日と翌日」の話です。アルバータでは、無断で前後を休むと資格を失う条件が実際に存在します。
期間の取り方も違います。BC州は「直前の30日のうち15日」、アルバータは「12か月で30労働日」BC州のほうが直近の勤務実績を見ており、アルバータのほうが長い期間で累計を見ています。
短期で働き始めた場合、この差は大きく出ます。

シフト勤務なら「5 of 9 ルール」を知っておく

リゾートやホテルの働き方に直結します

アルバータ州では、まず「その休日が自分の通常の勤務日(regular day of work)かどうか」を判定します。ここで金額が変わるからです。

毎週同じ曜日に働いている場合は簡単です。案内の例では「月曜から金曜のシフトなら、月〜金が通常の勤務日、土日はそうではない」とされています。

問題は、毎週シフトが変わる場合です。ここで使われるのが次のルールです。

「通常の勤務日は、直前の9週間のうち、その曜日に少なくとも5回働いたかどうかを見て判定されます。このルールは『5 of 9 ルール』と呼ばれることがあります」。

例も示されています。「Labour Dayは月曜。Labour Day前の9回の月曜を振り返って、従業員が5回働いていた場合、このLabour Dayについて月曜は通常の勤務日とみなされる」。

そして重要な注記があります。これは、その従業員にとって月曜が常に通常の勤務日であることを意味しません。将来の休日ごとに、5 of 9 ルールを再度使って判定する必要があります」。

つまり休日ごとに判定し直されます。シーズンの前半と後半でシフトの入り方が変わっていれば、結論も変わり得ます。

運営者はバンフでシフト勤務でしたが、この判定の仕組みを知りませんでした。給与明細に「stat」の項目が出た月と出なかった月があり、当時は理由が分からないままでした。いま読むと、判定の仕組み自体は公開されています。

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働いた場合の計算——2つの選択肢があります

どちらを選ぶかは雇用主が決めます

アルバータ州で、通常の勤務日にあたる休日に働いた場合、雇用主は次の2つから選べるとされています。 案内の計算例では、時給$25で8時間勤務、平均日給$200の場合、Option 1は「8時間×$25×1.5+$200=$500」、Option 2は「8時間×$25=$200+後日の代休($200)」と示されています。
そして残業計算の扱いが違います。Option 1では「休日に働いた時間は、その休日を含む週の残業時間の計算には算入されません」。Option 2では「一般休日は通常の勤務日として扱われ、残業は通常どおり計算されます」
通常の勤務日でない日に働いた場合は、1.5倍のみで、平均日給は付きません。そして通常の勤務日でない日に働かなかった場合は、「休日手当の対象にならず、有給の代休を取る権利もありません」とされています。
BC州については、手当は「平均的な1日分の賃金に等しい」とされ、「働いても休んでも支払われる」と記載されています。働いた場合の割増(time-and-a-half、double-time)については、BC州の該当ページをご確認ください。

平均日給の計算——残業代は入りません

期間の取り方も雇用主が選べます

アルバータ州の平均日給は「従業員の賃金 ÷ 従業員が働いた日数」で計算されます。期間は次のどちらかを雇用主が選べるとされています。 そして「残業代は賃金とみなされないため、平均日給の計算には含まれません」と明記されています。
案内の例では、同じ人でも期間の取り方によって平均日給が$100と$150に変わる例が示されています。忙しかった時期が計算期間に入るかどうかで、金額が動くということです。
なお「パフォーマンスに関連するボーナス(労働時間、生産、効率に基づくボーナス)は賃金として算入される」とも記載されています。 あわせて読みたいBC州の中古車|個人売買のリスクと安全な買い方日本人向け掲示板で見つける中古車は制度上「個人売買」です。BC州の規制機関VSAは問題発生時の選択肢は極めて限られ補償を

辞め方によって、受け取る額が変わります

シーズン終わりに効いてきます
Option 2(後日の代休)が選ばれていて、代休を取る前に雇用が終わった場合の扱いが明記されています。そして「雇用主が終了させたのか、従業員が辞めたのか」で金額が変わります。
  • 雇用主が雇用を終了させた場合——未取得の代休1日につき、「平均日給に加えて、その一般休日に働いた全時間について通常賃金の1.5倍」。ただし「その一般休日の賃金・残業として既に支払われた金額は差し引くことができます」
  • 従業員が辞めた場合——未取得の代休1日につき平均日給のみ
リゾートの仕事はシーズンで区切られます。自分から辞めるのか、シーズン終了で雇用が終わるのか。形式によって扱いが変わり得るということは、知っておく価値があります。
本記事では、個別のケースがどちらに当たるかは判定しません。契約の内容と実際の経緯によります。疑問がある場合は、次に挙げる窓口にご相談ください。

手当が付かない職種があります

両州とも除外規定を設けています

アルバータ州で「一般休日および一般休日手当の対象にならない」とされているのは、自動車・レクリエーション車両・トラック・バス・移動住宅・農業機械等の販売員、投資・株式・債券の登録販売員、不動産の販売員、完全に歩合で支払われる保険販売員、外勤で歩合の販売員、映画・ビデオ制作のエキストラ、慈善・非営利のキャンプの指導員、直接販売の販売員(16歳以上)、教員などです。建設労働者と農場・牧場労働者は「別のルールが適用される」とされています。

BC州でも除外が定められており、規則の該当条項として、看護学生・ボランティア消防士、農業労働者管理職(Managers)、漁業者、ハイテク専門職、造林労働者(各給与で4.4%を受け取る場合)、歩合販売、自動車・トラック販売(各給与で4.4%を受け取る場合)が挙げられています。

「管理職」が除外に含まれている点は、押さえておいてください。肩書がスーパーバイザーやマネージャーに変わったとき、条件が変わる可能性があります。

また両州とも、対象は「従業員(employee)」であり、契約者や自営業者には雇用基準が適用されないとされています。アルバータ州は「雇用基準のルールは従業員にのみ適用されます。契約者や自営業者には適用されません」と明記しています。

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どの州の法律が適用されるか

働いた場所で決まります

アルバータ州の案内には、適用の条件が3つ挙げられています。 「本社の場所は関係ない」という一文は、実務的に意味があります。全国展開のチェーンで働く場合でも、適用されるのは働いた州の基準です。
運営者のようにバンクーバーからバンフへ移動した場合、途中で適用される法律が切り替わることになります。当時はそれを意識していませんでした。「カナダの労働法」という一つの制度があるわけではありません。

給与明細の確かめ方と、相談できる窓口

ここからは、判断したあとに効いてくる具体的な話をまとめます。

給与明細で確認できること

項目名を知っていれば読めます

金額が合わないと感じたら、まず自分の勤務日を数えてみてください。BC州なら直前30日のうち15日、アルバータなら直前12か月で30労働日、そしてシフト制なら5 of 9。条件を満たしているのかどうかが、そこで分かります。 あわせて読みたいカナダの最低賃金|州と連邦の2階建てを読み解く方法カナダの最低賃金は州・準州ごとに異なり、連邦最低賃金との2階建てで高いほうが適用されます。政府の一覧ではアルバータ州が2

合わないと思ったときの窓口

期限があります
アルバータ州は、雇用基準法のルールが守られていないと考える場合、申立て(complaint)ができるとしています。そして「申立ては在職中でも可能で、最終勤務日から6か月後まで行うことができます」と明記されています。
この「最終勤務日から6か月」という期限は、帰国後に気づいた場合に効いてきます。帰国前のお金の整理で扱ったとおり、現地を離れてからでは動かせないものがあります。給与明細は帰国後も確認できる形で保管しておいてください。
BC州にも申立ての手続きがあり、Employment Standards Branchが窓口です。また同州はオンラインのSolution Explorerという仕組みを用意しており、質問に答えていくと自分が資格を満たすか確認できるとされています。
なおアルバータ州の案内には、次の免責が付されています。「この情報とアルバータ州雇用基準法令との間に相違がある場合、法令が正しいものとみなされます」。最終的な根拠は法令であり、案内ページではないということです。

運営者が当時知らなかったこと

正直に書いておきます

運営者はバンクーバーとバンフで働きましたが、次のことを分かっていませんでした。 当時これを知っていたら、給与明細をもっと見ていたと思います。金額の大小より、「なぜこの月は付いて、この月は付かないのか」を聞けたはずだからです。
そして条件はすべて、州政府のサイトに公開されています。英語ですが、判定に使われる数字は「30日中15日」「12か月で30労働日」「9週で5回」と単純です。働き始める前に一度読んでおくと、明細の見え方が変わります。 あわせて読みたいカナダ・ロッキーの山|カナナスキスの入山準備と買い方カナナスキス・カントリーは駐車にパスが必要で、個人車両は15ドル・年間90ドル。買わずに停めた場合の罰金は150ドルで、

確認する3つ

同じカナダで、同じ「stat holiday」という言葉を使っていても、制度は州ごとに別です。祝日の数も、資格の条件も、計算の方法も違います。

そして条件の説明は、ほとんど正反対でした。BC州は「前日と翌日に働けばよいというのは誤解だ」と否定し、アルバータには「前後の予定勤務日を無断欠勤すると資格を失う」という条件が実際にあります。

どちらか一方を読んで「カナダのルール」だと思うと、間違えます。

運営者は2つの州で働きながら、そのことを知りませんでした。制度は公開されていて、判定に使う数字も単純です。知らなかったのは、調べなかったからです。

この記事について:運営者はカナダで12ヶ月(バンクーバー5ヶ月・バンフ7ヶ月)、米国で半年を過ごしました。本記事に含まれる体験に関する記述は、その範囲での見聞にとどまります。当時の勤務先、賃金額、受け取った手当の金額など個別の情報は掲載していません。また運営者は労働法の専門家ではなく、当時これらの制度を理解していませんでした。制度の内容はすべて、下記の公表資料に基づいて確認したものです。
出典は、ブリティッシュコロンビア州「Statutory holidays」(最終更新2026年1月1日)および「Qualify for statutory holiday pay」(最終更新2024年1月31日)、アルバータ州「Employment standards – Alberta general holidays」です(いずれも2026年8月時点で確認)。根拠法令として、BC州はEmployment Standards Act第44条・第45条・第46条・第48条、アルバータ州はEmployment Standards Code第2部第5編および Employment Standards Regulation 第4部が参照されています。
本記事では、BC州における休日労働時の割増賃金の詳細、両州の除外規定の細目、連邦規制産業に適用されるルール、建設・農場労働者の別ルール、他州(オンタリオ、ケベック等)の制度については扱っておらず、判断も示していません。また個別のケースが資格要件を満たすか、除外規定に該当するか、雇用終了がどちらの区分に当たるかについても判定していません。
制度は変更されます。祝日の日数と種類、資格要件、計算方法、除外規定はいずれも改正され得ます。実際の判断にあたっては、必ず就労する州の労働当局の最新の案内および法令をご確認ください。アルバータ州も「この情報と雇用基準法令との間に相違がある場合、法令が正しいものとみなされます」と注記しています。
本記事は法的助言ではありません。賃金や手当について疑問がある場合は、就労する州の雇用基準当局にご相談ください。アルバータ州では在職中および最終勤務日から6か月以内に申立てができるとされています。

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BC州は「従業員が残業代を請求しないことに同意した場合であっても、雇用主は支払わなければならない」と明記しています。ただし基準は州で違い、週の閾値はBC州40時間・アルバータ44時間。BC州には1日12時間超で2倍の規定もあります。2州の残業規定を比べるで整理しました。

よくある質問

カナダの祝日手当は全国で同じですか?

同じではありません。労働基準は州ごとに定められており、祝日の数も資格要件も計算方法も異なります。BC州の一覧には11日が掲載され、アルバータ州は9日とされています。またNational Day for Truth and Reconciliation(9月30日)はBC州では法定休日ですが、アルバータ州では雇用主が選択できる任意の休日とされています。適用されるのは働いた州の基準で、アルバータ州は「雇用主の本社所在地や法人登記の場所は関係ありません」と明記しています。

前日と翌日に働けば手当をもらえますか?

州によって扱いが違います。BC州は「休日の前日と翌日に働けば資格があると思っている人がいますが、B.C.ではそうではありません」と明示的に否定しています。BC州の条件は「30暦日雇用されていること」かつ「休日前の30日のうち15日働いた、または賃金を得たこと」です。一方アルバータ州には「休日の直前または直後の予定勤務日に欠勤し、かつ雇用主の同意がない場合は手当の対象にならない」という条件が実際にあります。

シフト制で働いています。判定はどうなりますか?

アルバータ州には「5 of 9 ルール」があります。毎週働く曜日が変わる場合、「直前の9週間のうち、その曜日に少なくとも5回働いたか」で通常の勤務日かどうかを判定するとされています。重要なのは、これが休日ごとに判定し直される点です。案内にも「その従業員にとって月曜が常に通常の勤務日であることを意味しません。将来の休日ごとに5 of 9ルールを再度使う必要があります」と記載されています。

祝日に働いた場合はいくらもらえますか?

アルバータ州で通常の勤務日にあたる休日に働いた場合、雇用主は2つから選べるとされています。Option 1は「働いた時間の1.5倍+平均日給」、Option 2は「通常賃金+後日の代休(平均日給)」です。案内の例では時給$25で8時間勤務・平均日給$200の場合、Option 1は$500、Option 2は$200+後日の代休$200と示されています。通常の勤務日でない日に働いた場合は1.5倍のみで、平均日給は付きません。

平均日給はどう計算されますか?

アルバータ州では「賃金 ÷ 働いた日数」で計算されます。期間は「休日の直前4週間」か「休日の直前の給与期間の最終日で終わる4週間」のどちらかを雇用主が選べるとされています。重要な点として「残業代は賃金とみなされないため、平均日給の計算には含まれません」と明記されています。案内では、期間の取り方によって同じ人でも平均日給が$100と$150に変わる例が示されています。

シーズン終わりに辞める場合、注意点はありますか?

代休(day off in lieu)を取る前に雇用が終わった場合、辞め方によって扱いが変わるとされています。雇用主が雇用を終了させた場合は、未取得の代休1日につき「平均日給+その休日に働いた全時間の1.5倍」(既払い分は差し引き可)。従業員が辞めた場合は「平均日給」のみです。本記事では個別のケースがどちらに当たるかは判定しません。契約内容と実際の経緯によります。

手当が付かない職種はありますか?

あります。アルバータ州では自動車等の販売員、投資・株式・債券の登録販売員、不動産販売員、完全歩合の保険販売員、外勤の歩合販売員、映画・ビデオのエキストラ、慈善・非営利キャンプの指導員、直接販売の販売員、教員などが対象外とされ、建設労働者と農場・牧場労働者は別ルールとされています。BC州でも規則で看護学生・ボランティア消防士、農業労働者、管理職、漁業者などの除外が定められています。管理職が含まれる点は、昇進時に確認する価値があります。

おかしいと思ったらどうすればよいですか?

アルバータ州では雇用基準法のルールが守られていないと考える場合に申立てができ、「在職中でも可能で、最終勤務日から6か月後まで行うことができます」と明記されています。この期限は帰国後に気づいた場合に効いてくるため、給与明細は保管しておくことをおすすめします。BC州にもEmployment Standards Branchの申立て手続きがあり、質問に答えて資格を確認できるSolution Explorerというオンラインの仕組みも用意されています。

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本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月16日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。