アイルランドワーホリは、5ヶ国の中で「隠れた穴場」です。年間枠が800人と最も少ないため、認知度は低めですが、その独自性は他国には替えがききません。「英語環境+EU加盟国+テック産業ハブ」という三拍子揃った国は、世界的にも珍しい組み合わせです。
私自身、米国留学とカナダワーホリを経て「英語圏」を比較できる立場から見ると、アイルランドは「英国の代替地」として戦略的な価値が高まっています。Brexit後の英国がEUから離脱した今、「英語+EUアクセス」を両立できる唯一の選択肢に近いポジションです。
この記事では、アイルランドワーホリ2026年最新の制度、年2回の申請スケジュールと倍率の実態、ダブリン・ゴールウェイ・コークの仕事事情、IT産業の機会、欧州への拠点としての活用法まで、約10,000字で整理しました。
▼ この記事で書くこと
- アイルランドワーホリの基本データ(年齢・期間・費用・年間枠)
- 年2回の申請期間と倍率の実態(大使館非公表)
- 申請の流れと書類
- ダブリン・ゴールウェイ・コーク3都市の仕事事情
- 時給€14.15の月収・年収・手取り計算
- IT・テック産業の機会(Google・Facebook・Stripe等のヨーロッパ本社)
- EU拠点としての旅行戦略
- 失敗パターンと回避策
正解は一つではありません。あなたの目的に合った選択を、データで支えていきます。
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結論|アイルランドは「英語+EU+テック」を1つで得られる希少国
アイルランドワーホリの基本データ(2026年最新)
- 正式名称:Working Holiday Authorisation
- 年齢制限:18〜30歳(日本国籍)
- 滞在期間:最大1年
- 申請料:17,300円(申請許可が下りた方のみ支払い案内)
- 必要貯金:50万円以上(大使館が円建てで明記)
- 海外保険:渡航前必須(証明書提示)
- 最低時給:€14.15(20歳以上・2026年1月〜)
- 申請方式:年2回の受付期間(1月/7月)、定員超過時は抽選、年間枠800人
- 第1回:2026年1月15日〜2月6日(2026年9月30日以前の渡航予定者)
- 第2回:2026年7月15日〜31日(2026年10月1日〜2027年3月20日の渡航予定者)
定員800人を超えた場合は抽選。倍率は駐日アイルランド大使館が非公表。最新は大使館公式で確認を(2026-07時点)。
アイルランドの最大の魅力は「テック産業ハブ」。ダブリンは Google、Facebook、Stripe、LinkedIn のヨーロッパ本社が集まる「ヨーロッパのシリコンバレー」とも呼ばれる都市で、IT・テック・金融系の仕事機会が豊富です。
アイルランドワーホリが向く人
こんな目的の方にアイルランドは最適
- 「英語+EUアクセス」を両立したい方
- IT・テック系のキャリアを目指す方
- BREXIT後の英国の代替を探している方
- ヨーロッパ旅行の拠点として活用したい方
- アイルランド文化(パブ・音楽・文学)に憧れる方
- 少人数枠の希少性に挑戦したい方
アイルランドワーホリが向かない人
こんな方は他国の方が良い
- 「稼ぎ最大化」が最優先 → オーストラリア
- 「コスパ重視」 → カナダ
- 「抽選に外れたら諦める」 → 申請制国(豪・NZ)
- 「滞在期間2年以上希望」 → カナダ・英国
Working Holiday Authorisation|年2回の申請期間と倍率
申請スケジュール(2026年)
アイルランドの申請は年2回の受付期間制。年間800枠を配分し、定員を超えた場合は抽選になります(倍率は駐日アイルランド大使館が非公表)。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年1月15日〜2月6日 | 第1回 受付期間(2026年9月30日以前の渡航予定者) |
| 2026年7月15日〜31日 | 第2回 受付期間(2026年10月1日〜2027年3月20日の渡航予定者) |
| 受付終了後 | 定員超過時は抽選→結果通知 |
| 通知後 | 正式申請・書類提出・ビザ受領 |
倍率の実態(大使館は非公表)
2026年の枠と倍率
- 年間枠:800人(年2回の受付期間で配分)
- 正確な申請者数・倍率:駐日アイルランド大使館は非公表(=具体的な当選率は断定不可)
- 近年は落選者が出るほどの人気=定員超過時は抽選
- 5ヶ国中最も枠が小さい。受付期間を逃さないことが最重要
当選確率を上げる4つのコツ
- 抽選申込開始と同時に登録:数日間しか受付がないため
- 個人情報を正確に:ミスがあると無効
- 第1回・第2回両方挑戦
- 翌年も再挑戦:30歳まで継続可能
申請に必要な書類
正式申請の必要書類
- パスポート(有効期間1年以上)
- 英文残高証明書(€2,500以上)
- 海外保険加入証明書
- 帰国用航空券またはその購入資金
- 履歴書(CV、英文)
- 申請書類一式
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駐日アイルランド大使館の申請案内に、「このプログラムの申請費用は17,300円です」と明記されています(2025年12月24日付・2026年8月確認)。
当サイトは以前この欄を「無料」と書いていました。お詫びして訂正します。
支払いの案内は申請許可が下りた方にだけ送られます。申請の時点では払いません。公式に「申請費用は予告無しに変更される場合があります」という注記もあります。
★卒業証明書(英文原本)が要ります
必要書類に「卒業証明書(英文原本)。最終学歴校の卒業証明書。現在就学中の方は、在籍証明書でも可」とあります。
当サイトが確認した範囲で、卒業証明書を求めるのはアイルランドだけです。豪州・カナダ・NZ・英国・ドイツ・フランスの必要書類には入っていません。
英文の卒業証明書は、学校によっては発行に2〜4週間かかります。申請期間が年2回しかない制度なので、募集が始まってから動くと間に合いません。先に取っておいてください。| 項目 | 内容(大使館の申請案内・2026年8月確認) |
|---|---|
| 申請費用 | 17,300円(許可が下りた方のみ案内) |
| 資金要件 | 50万円以上の預金(本人名義の英文残高証明書) |
| 年齢 | 申請書受理時点で18歳以上30歳以下 |
| 申請方法 | Eメールのみ。郵送は受け付けない |
| 許可後の書類提出 | 合同会社VFSサービシズ・ジャパンへ書留で郵送(大使館ではない) |
| 返信用封筒 | レターパックプラス600(郵便局で購入) |
| パスポート | 出国時点で6ヶ月+滞在期間の有効期間が必要 |
| その他の書類 | 履歴書(英文)、写真2枚(6ヶ月以内)、医療保険証券、航空券 |
大使館の申請案内は「アイルランド滞在中、生活に必要な資金として50万円以上の預金があること」と、円建てで書いています。
解説記事には「€2,500」などユーロ建ての金額を挙げているものがありますが、大使館が求めているのは円建ての50万円です。当サイトも以前は€2,500と書いていました。訂正します。
残高証明書は本人名義の英文原本が必要です。発行に日数がかかる金融機関もあります。
IRPは、地方なら警察署で取ります
大使館の申請案内にも「アイルランド入国時の滞在許可スタンプ期限内に、アイルランド入国管理局(地方の場合は所轄の警察署)にて在留カード(IRP)を取得する必要があります」と書かれています。
ダブリン以外に住む場合、手続きの窓口は警察署(Garda)です。ダブリンの登録officeまで行く必要はありません。
出典:駐日アイルランド大使館「アイルランド-日本 ワーキング・ホリデープログラム 申請のご案内」(2025年12月24日付/2026年8月25日確認)。制度と金額は変更されます。申請の前に必ず大使館の公式サイトで最新の内容をご確認ください。本記事は法的助言ではありません。
入国後のIRP登録|€300と、90日の期限
ワーホリの申請料ばかりが話題になりますが、アイルランドは入国してからが本番です。滞在を合法に保つための登録が要ります。
アイルランド移民局(Immigration Service Delivery)は、EU・スイス以外の国籍で90日を超えて滞在する場合、入国許可を登録しなければならないと定めています。ワーホリは最大1年なので、全員が対象です。
登録すると IRP(Irish Residence Permit=アイルランド居住許可証)のカードが郵送されます。標準の登録料は€300(公式のよくある質問に The standard registration fee is €300. と明記・2026年8月確認)。約54,900円(€1=183円換算)です。
| 項目 | 内容(移民局公式・2026年8月確認) |
|---|---|
| 対象 | EU・スイス以外の国籍で90日を超えて滞在する人 |
| 期限 | 許可が下りてから90日以内に登録 |
| 費用 | €300(標準の登録料) |
| 支払い方法 | クレジットカード/デビットカード。コンタクトレス決済も可 |
| 手続きの中身 | 書類の確認、写真の撮影、指紋の採取。所要はおよそ60分 |
| 場所 | ダブリンは Burgh Quay の登録office。地方は所在地によって異なる |
予約が取れなくても、あわてなくて大丈夫
公式に「この期間内に予約が取れなくても心配は要りません。待っているあいだに許可を取り消したり、出国を求めたりはしません」という趣旨の記載があります。
登録office(とくにダブリン)は混み合うことがあり、90日以内に予約が取れない場合があるためです。予約を取ろうとした記録は残しておいてください。
IRPカードでできること、できないこと
- 合法的にアイルランドにいることの証明になる(スタンプ番号で就労可否などが示される)
- 期限内のカードがあれば、出国して再入国できる
- 身分証明書ではありません。新たな権利を与えるものでもないと公式が明記しています
- EUの他国へ自由に渡航・居住できる証明ではありません。各国の入国要件は自分で確認する必要があります
- 常に携帯し、当局に求められたら提示するよう公式が求めています
ワーホリの申請料(17,300円)だけを見ると、アイルランドは他国より安く見えます。IRPの€300を足すと約72,200円になり、カナダ(参加費・就労許可料・生体認証で約42,500円)より高くなります。
渡航資金を計算するときは、この€300を必ず入れてください。入国してから数週間以内に必要になるお金です。
出典:アイルランド移民局(Immigration Service Delivery)の登録に関する公式ページおよびよくある質問(2026年8月確認)。制度と金額は変更されます。申請の前に必ず移民局の公式サイトで最新の内容をご確認ください。本記事は法的助言ではありません。個別の判断は専門家にご相談ください。
3都市別|アイルランドワーホリの仕事事情
1. ダブリン(首都・テック・金融の中心)
| 項目 | データ |
|---|---|
| 家賃(シェア1室) | €700〜€1,200/月 |
| 主要産業 | IT・金融・コンサル・観光 |
| カフェ時給 | €14〜€17 |
| IT・テック時給 | €20〜€35 |
| 仕事の見つけやすさ | ◎(テック系豊富) |
| 日本人コミュニティ | 小規模 |
ダブリンの強みは「ヨーロッパのテック中心」。Google、Facebook、LinkedIn、Stripe、Airbnb等のヨーロッパ本社が集中。英語力IELTS 6.5以上+技術スキルがあれば、これらの企業でカスタマーサポート・営業・マーケティング・開発職に就ける可能性があります。
2. ゴールウェイ(西部の文化都市)
| 項目 | データ |
|---|---|
| 家賃(シェア1室) | €450〜€700/月 |
| 主要産業 | 観光・教育・接客・医療 |
| カフェ時給 | €14.15〜€16 |
| 仕事の見つけやすさ | ○(夏季特に多い) |
| 特徴 | アイルランド文化の中心地 |
ゴールウェイの強みは「アイルランド文化の深さ×家賃の安さ」。ダブリンの半分の家賃で、伝統音楽・パブ文化・大学都市の活気を体感。英語に集中したい方には理想的な環境です。
3. コーク(南部の第二都市)
| 項目 | データ |
|---|---|
| 家賃(シェア1室) | €500〜€800/月 |
| 主要産業 | 製薬・IT・観光・教育 |
| カフェ時給 | €14.15〜€16 |
| 仕事の見つけやすさ | ○ |
| 特徴 | Apple・Pfizer等のヨーロッパ拠点 |
コークは「ダブリンとゴールウェイの中間」。Apple・Pfizer・Boston Scientificなどの大企業のヨーロッパ拠点があり、製薬・IT系の機会も豊富。ダブリンより落ち着いた雰囲気で生活したい方に向きます。
あわせて読みたいNZさくらんぼワーホリ|出来高制で稼ぐ時期と仕事の探し方NZさくらんぼピッキングワーホリ完全ガイド2026。セントラルオタゴ(クロムウェル/アレクサンドラ)の12月〜2月シーズ3都市に共通する、収入の分かれ目
ダブリン・ゴールウェイ・コークを並べましたが、3都市に共通しているのは「英語を使う量で入れる職種が変わる」ことです。最低時給€14.15で働くか、テック系の€25で働くかの差は、都市の違いより面接で受け答えができるかどうかで決まります。
やっかいなのは、この差が渡航後にすぐ埋まらない点です。接客職は入ってから英語が伸びますが、その接客職に入る時点で最低限の受け答えが要ります。読み書きができても、電話での応対や面接の即答は別の練習になるため、渡航前に「話す回数」を積んでおくかどうかで、最初の3ヶ月の収入が変わります。
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予約なしで回数を重ねられる形式です。読んで理解できることと、その場で口に出せることは別の能力です。渡航前に場数を踏んでおく用途に向きます。
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時給€14.15の月収・年収・手取り計算
パターンA:最低時給×フルタイム勤務(週39時間)
| 項目 | € | 円換算(€1≒¥185・2026-07) |
|---|---|---|
| 週収(39時間) | €551.85 | ¥102,092 |
| 月収(4週換算) | €2,207 | ¥408,300 |
| 年収(52週換算) | €28,696 | ¥5,308,800 |
最低時給フルタイム勤務で年収約¥438万円。アイルランドは法律上の標準労働時間が週39時間(豪・NZ・カナダの40時間より少ない)です。
パターンB:ダブリンIT・テック企業×€25時給
| 項目 | € | 円換算 |
|---|---|---|
| 週収 | €975 | ¥178,400 |
| 月収 | €3,900 | ¥713,700 |
| 年収 | €50,700 | ¥9,278,000 |
IT・テック系で時給€25のオファーが取れれば年収¥800万円のレンジ。これがアイルランドワーホリの「テック都市」の真価です。
所得税・社会保険料
年収€27,378の手取り計算(アイルランド)
- 所得税(20%適用):約€2,500
- USC(特別社会保障料):約€600
- PRSI(社会保険):約€1,100
- 手取り:年€23,178(約¥424万円)/月€1,931(約¥35万円)
アイルランドワーホリの戦略的価値|EU拠点としての活用
BREXIT後の希少性
2020年のBrexit以降、英国はEUを離脱しました。これにより「英語圏×EU加盟国」は事実上アイルランドだけになっています。EU内での就労ビザ取得、EU各国への自由な移動、ユーロ圏での経済活動という観点で、アイルランドの戦略的価値は急上昇しています。
ダブリン拠点からの欧州旅行
ダブリン発の主要都市までの所要時間・費用
- ロンドン:飛行機1.5時間、片道€30〜€100
- パリ:飛行機2時間、片道€40〜€150
- バルセロナ:飛行機3時間、片道€50〜€200
- アムステルダム:飛行機2時間、片道€40〜€150
- ベルリン:飛行機2.5時間、片道€50〜€180
LCC(Ryanair本拠地)が充実しており、月1〜2回のヨーロッパ旅行を予算€100〜€300で楽しめます。1年滞在中に10〜20カ国訪問する経験者も珍しくありません。
制度の判断材料は、別の記事にまとめています
枠800名という数字が英語圏で何を意味するか、年齢要件の「原則25歳以下」、そして日本人の参加が1回限りであること(2回になったのはアイルランド国籍の方が日本へ来る場合です)は、アイルランド・ワーキングホリデーの判断基準で外務省資料から整理しました。時給の内訳と年齢別レートはアイルランドの最低賃金の読み方で扱っています。
あわせて読みたいNZワーホリ×スキー場|住み込みの探し方とシーズンの選び方NZワーホリでスキー場で働く完全ガイド2026。クイーンズタウン・ワナカ・メスベンの南島3大スキー場の住み込み案件、時失敗パターンと回避策
失敗パターン1:受付期間を逃す/1回で諦める
年2回の受付期間は各3週間ほど。気づいたら締切、あるいは1回落選して「縁がなかった」と他国に切り替えてしまうパターン。
回避策: 第1回・第2回両方挑戦+翌年も挑戦。
失敗パターン2:ダブリンの家賃を甘く見る
「アイルランド=コスパ良い」と思いダブリンに住んで、家賃€1,000で予算ピンチに。
回避策: 渡航前にダブリン家賃事情を必ず確認。ゴールウェイ・コーク含めて検討。
失敗パターン3:IT・テックの機会を見落とす
カフェ・レストラン専業で1年が終わり、ダブリンの強み(テック企業)を活かしきれない。
回避策: 渡航前にLinkedIn・Indeed等でダブリンの求人を確認。英語力を上げてテック系も視野に。
失敗パターン4:1年がすぐ終わる
豪・カナダの2年と比べて短い1年、計画なく過ごすとあっという間。
回避策: 渡航前に「3ヶ月単位」のスケジュールを組む。語学→仕事→旅行→振り返りの4フェーズ等。
現地の仕事探しで効くのは、応募数でも運でもなく「英語で最初の3分を乗り切れるか」です。電話、店頭での声かけ、面接の冒頭。ここが詰まると、条件の良い求人ほど先に埋まります。
③ 2社目の見解を取る|ラストリゾート
ワーホリ・語学留学の取り扱いが幅広く、資料請求・セミナー・カウンセリングと入口が分かれています。1社の説明が妥当かどうかは、2社目を並べたときに分かります。
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渡航先や進学先によっては、スコアの提出を求められます。そして試験ごとに対策の中身が違います。目的が決まっているなら、対策も分けたほうが速い。いずれも無料の体験・相談があります。
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よくある質問(FAQ)
アイルランドワーホリの抽選枠は何人?
駐日アイルランド大使館によると日本国籍向けの年間枠は800人です(2026-07時点)。申請は年2回の受付期間制で、定員を超えた場合は抽選になります。正確な倍率は大使館非公表ですが、近年は落選者も出るほど人気が高まっています。5ヶ国の中でも枠が小さく希少性の高いビザです。
アイルランドの最低時給はいくら?
2026年1月改定後、20歳以上の最低時給は€14.15/時(約¥2,620・€1≒¥185・2026-07時点)です。実勢時給は、ダブリンのカフェで€14〜€17、IT・テック系で€18〜€30、英語力高めのオフィスワークで€20〜€35のレンジが多いです。
アイルランドとイギリスはどう違う?
アイルランド共和国は独立した国家でEU加盟国、北アイルランドは英国の一部です。アイルランドはユーロ圏、EU内移動の自由があり、IT・金融セクターが発展しています。英国(YMS)と違いIHS医療保険料の負担なし、滞在期間は1年(英は2年)です。
アイルランドはEU各国への拠点として使える?
はい。アイルランドはEU加盟国・シェンゲン圏外ですが、EU内の他国への移動制限は緩く、ダブリン空港からは欧州各国へのLCCが充実しています。Brexit後の英国に代わる「英語+EUアクセス」の選択肢として、アイルランドの戦略的価値は高まっています。
アイルランドワーホリで稼げる?
設計次第で可能です。時給€14.15〜€17でフルタイム勤務なら月収€2,260〜€2,720(約¥42〜50万円・€1≒¥185)。ダブリンの家賃が高い(月€700〜€1,200)が、IT・テック系の高時給職に就ければ年¥500万円超も射程。地方都市(ゴールウェイ等)なら生活コストを抑えられます。
アイルランドワーホリは何歳まで申請できる?
日本国籍の方は18〜30歳が対象です。31歳の誕生日前日までに申請を完了させる必要があります。滞在期間は最大1年(12ヶ月)、英・加・豪と比べると短めです。
アイルランドワーホリの申請時期と倍率は?
申請は年2回の受付期間制。2026年は第1回が1月15日〜2月6日、第2回が7月15日〜31日(渡航予定時期で回が分かれます・2026-07時点)。年間枠は800人で、定員超過時は抽選。正確な倍率は大使館非公表のため断定はできませんが、近年は落選者が出るほどの人気です。受付期間を逃すと次の回まで待ちになります。
アイルランドの英語は分かりやすい?
アイルランド英語は独特の訛りがあり、特にダブリン以外の地方では理解が難しい場面もあります。ただしアイルランド人は「英語学習者に優しい」文化があり、ゆっくり話してくれる傾向。3-6ヶ月で慣れますが、ネイティブ英語(米英)よりは難易度高めです。
アイルランドの就職は難しい?
ダブリンはIT・金融・製薬の欧州拠点で求人豊富。ただしワーホリ層が狙えるのは①日本食レストラン、②カフェ、③ホテルが中心。最低時給€14.15(2026年1月〜)と高めですが、ダブリンの家賃が極めて高く(個室で€800-1,200/月)、貯金は難しい構造です。
まとめ|アイルランドは「英語+EU+テック」の希少な組み合わせ
この記事のまとめ
- アイルランドワーホリ=年間800枠、年2回の受付期間(1月/7月)・定員超過時は抽選
- 最低時給€14.15(2026年1月〜)、ITテック系で€25〜€35も射程
- 3都市の特徴:ダブリン(テック)、ゴールウェイ(文化)、コーク(製薬・IT)
- Brexit後、「英語+EU」の唯一の選択肢に近いポジション
- ダブリン発の欧州旅行が便利(LCC充実)
- 運営者の判断:「テックキャリア+EU体験」の戦略的渡航先として最強
アイルランドワーホリは、5ヶ国の中で最もニッチですが、明確な目的を持つ方には最強の選択肢です。「英語+EUアクセス+テック産業」という三拍子は、世界的にもアイルランドだけが提供できる組み合わせです。
正解は一つではありません。あなたの目的に合った選択を、データで支えていきます。あなたの一歩を、応援しています。
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