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こんなお悩みに答えます。
- 週の値段ではなく、1時間あたりで比べる方法
- 同じ国で1時間€10.50と€16.00の差がつく理由
- 授業が週4日か週5日かで、働ける時間がどう変わるか
- 非EU/EEAの学生に必ず乗る費用の、2校での見え方の違い
運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。
結論|週の値段では比べられません
アイルランドの語学学校を2校、公式の料金表から調べました。2校とも金額を公開しています。
ところが週の授業時間がまるで違うので、週の値段をそのまま並べても意味がありません。
| 学校・コース | 週の時間 | 週単価 (長期の段) | 1時間あたり |
|---|---|---|---|
| ATC ブレイ GE20 | 20時間 | €210 | €10.50 |
| ATC ダブリン GE20 | 20時間 | €220 | €11.00 |
| ATC ブレイ IE26 | 26時間 | €305 | €11.73 |
| ATC ダブリン IE26 | 26時間 | €315 | €12.12 |
| ILSC Standard 午後 | 15時間 | €230 | €15.33 |
| ILSC Standard 午前 | 15時間 | €240 | €16.00 |
※ 各校の公式サイトを2026年9月6日に確認。週単価は25週(ATC)または24週以上(ILSC)の段の金額です。1時間あたりは運営者が計算しました。円換算は1ユーロ183円です。
週の値段だけ見ると、ATCブレイ €210 と ILSC午後 €230 で€20の差に見えます。
ところがATCは週20時間、ILSCは週15時間。
→ 1時間あたりに直すと €10.50 と €15.33。差は1.46倍になります。
運営者の一次体験は米国とカナダだけで、アイルランドには行っていません。2校とも通っていません。
また、この記事は2校しか扱っていません。カナダ・NZ・豪州は3校ずつ調べましたが、アイルランドはログインなしで料金に到達できる学校が少なく、金額が読める2校に絞りました。
おすすめの学校は書いていません。日本人比率も、2校とも公開されていないので書いていません。
★それでもILSCを選ぶ理由は、週の日数にあります
1時間あたりで1.5倍高いのに、ILSCを選ぶ理由があります。
| ATC | ILSC | |
|---|---|---|
| 授業の曜日 | 月〜金 | 月〜木 (Full-time午前のみ月〜金) |
| 空く平日 | なし | 金曜が丸1日 |
| 働ける時間 | 放課後と週末 | 放課後・週末・金曜まる1日 |
アイルランドの学生ビザ(Stamp 2)は就労が認められています。だから平日に丸1日空くかどうかは、収入に直結します。
飲食や小売のシフトは、平日の日中に人が足りないことが多いので、金曜が空いていると入りやすくなります。放課後だけだと、入れる時間帯が限られます。
25週で比べると、ATCブレイ €4,750 と ILSC午後 €5,750 で€1,000(約18.3万円)の差。
一方、金曜が25回空きます。
→ その25日をどう使えるかが、この€1,000に見合うかどうかの判断になります。
就労の可否と時間はビザの条件で決まるので、必ず最新の公式情報を確認してください。
★2校とも「25週」で区切られています
料金表を見ていて気づくのは、2校とも25週が節目になっていることです。
| 学校 | 25週の扱い |
|---|---|
| ATC | 週単価の最終段が「25週〜」。さらに25週の総額を表に載せている |
| ILSC | Study and Workという商品が「25週の授業+8週の休暇=33週」 |
これは偶然ではありません。アイルランドの学生ビザ(Stamp 2)で語学を学ぶ場合、25週の授業と8週の休暇を合わせた33週が標準的な形になっているためです。学校側の料金表が、その制度に合わせて作られています。
アイルランドにはワーホリと学生ビザという2つの入口があります。どちらを選ぶかで期間も費用もまるで変わるので、アイルランドの語学留学 を先に読んでください。
25週の総額で並べると
| 学校・コース | 25週の授業料 | 円換算 | 週の時間 |
|---|---|---|---|
| ATC ブレイ GE20 | €4,750 | 約86.9万円 | 20時間 |
| ATC ダブリン GE20 | €5,500 | 約100.6万円 | 20時間 |
| ILSC 午後 | €5,750 | 約105.2万円 | 15時間 |
| ILSC 午前 | €6,000 | 約109.8万円 | 15時間 |
| ATC ブレイ IE26 | €7,625 | 約139.5万円 | 26時間 |
| ATC ダブリン IE26 | €7,875 | 約144.1万円 | 26時間 |
いちばん安いATCブレイGE20と、いちばん高いATCダブリンIE26で€3,125(約57.2万円)の差です。ただし授業時間が20時間と26時間で違います。
週単価€210 × 25週 = €5,250。ところが公式の総額は €4,750。€500少ないのです。
他の3つ(ATCダブリンGE20、両校舎のIE26)は掛け算と一致します。
まとめ払いの割引か表記の誤りかは公式サイトからは判断できません。見積もりを受け取ったら確認してください。
★非EU/EEAの上乗せが、2校で見え方が違います
日本のパスポートで行く場合、授業料の外側に必ずかかるものがあります。ここで2校の情報量に差が出ます。
| 項目 | ILSC | ATC |
|---|---|---|
| 登録料 | €75 | €65 |
| 教材費 | 週€5 上限€120 | €80 (eラーニング込み) |
| 保険 | €125(33週) | MediPelに含む 金額は問い合わせ |
| 学習者保護 | €30 | MediPelに含む |
| TIE試験料 | €120 必須と明記 | 記載を見つけられませんでした |
| 公開されている合計 | €470 約8.6万円 | €145 約2.7万円 |
※ 2026年9月6日時点で各校が公開している情報です。ATCの「記載を見つけられませんでした」は「存在しない」という意味ではありません。公式は「管理費・保険・滞在費を含む正確な見積もりは問い合わせを」と案内しています。
ILSCは項目ごとに全部出しているので合計が大きく見えます。
ATCは保険と学習者保護をMediPelにまとめており、金額を問い合わせにしています。
→ 同じ条件で比べるには、ATC側に足りない情報があります。
見積もりを取るときは「保険料」と「試験料」を名指しで聞いてください。
TIE(Test of Interactive English)の受験料€120は、ILSCが「非EU/EEA学生に必須」と明記しています。タビポタが調べたカナダ3校・NZ3校・豪州3校の9校には、試験を必須にしている学校はありませんでした。アイルランド特有の項目として、予算に入れてください。
もう1つの物差し|学校が潰れたときの保証
アイルランドには、他の3か国で見なかった仕組みがあります。
| 学校 | 仕組み |
|---|---|
| ATC | MediPel。2012年 Qualifications and Quality Assurance Act 第65条に基づく、医療保険+PEL(在籍学習者の保護)。学校が閉鎖したらコース移管か直近の授業料の返金 |
| ILSC | Learner Protection Fee €30を項目として公開 |
呼び方は違いますが、2校とも学習者保護の仕組みを持っています。これはアイルランドの法律(2012年資格・品質保証法)が求めているためです。
豪州にもTPS(Tuition Protection Service)という似た制度がありますが、アイルランドは医療保険とセットになっているのが特徴です。払ったお金が戻る仕組みがあるかどうかは、申し込む前に確認する価値があります。
あわせて読みたいアイルランドの語学留学|2つの入口の違いと選び方ワーホリと学生ビザ。先にどちらで行くかを決める見積もりを受け取ったら、この順番で読んでください
| 確認すること | なぜ | |
|---|---|---|
| 1 | 週の授業時間を確かめる | 15時間と26時間では前提が違います。ここを見ないと比較になりません |
| 2 | 週単価を時間で割る | この記事の物差しです。€10.50〜€16.00の幅に収まるはず |
| 3 | 授業が何曜日かを聞く | 週4日か週5日かで、働ける時間が変わります |
| 4 | 総額を週数で割り直す | ATCブレイGE20は掛け算と€500ちがいました |
| 5 | 保険料と試験料を名指しで聞く | TIEは非EU/EEAに必須。見積もりに入っていないことがあります |
| 6 | 滞在の時期を確認する | ILSCは6/13〜8/16のホームステイが20%高いです |
| 7 | ILEPに載っているか | 学生ビザで通うなら必須。一覧は随時更新されます |
とくに1番と3番です。週の値段だけを見て「こちらが安い」と判断すると、授業時間も働ける時間も見落とします。
どちらを選ぶかは、働き方から決まります
運営者はどちらもすすめません。2校とも通っていないためです。かわりに、公式に書かれていることから読める向き不向きを書きます。
| こういう人 | 読む記事 | 理由 |
|---|---|---|
| 授業を多く受けたい | ATC | 週20〜26時間。1時間あたり€10.50〜€12.12で、2校のうち安いほう |
| 平日に丸1日働きたい | ILSC | 授業が月〜木で、金曜が空きます |
| 首都の家賃を避けたい | ATC | ブレイ校舎があります。短期なら週€40安くなります |
| 費用の内訳を先に全部知りたい | ILSC | 保険・試験料・保護費まで項目ごとに公開しています |
| 短期(1〜11週)で安く | ILSCの午後 | 1週目から一律€230。ATCダブリンの€345より安く始められます |
他の国と比べたい場合は 豪州の語学学校3校、NZの語学学校3校、カナダの語学学校3校 に同じ形でまとめています。国ごとに、比べるべき物差しが違います。
① 段取りごと相談する|留学ジャーナル
40年以上の実績で、豪州・カナダ・NZ・英国・アイルランドすべてに対応とされています。手続きの順番は国によって違うため、渡航先が決まった時点で一度確認しておくと手戻りが減ります。資料請求・カウンセリングは無料です。
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② 2社目の見解を取る|ラストリゾート
ワーホリ・語学留学の取り扱いが幅広く、資料請求・セミナー・カウンセリングと入口が分かれています。1社の説明が妥当かどうかは、2社目を並べたときに分かります。
ラストリゾートに相談・資料請求する →
③ 3社目として|ISS留学ライフ
Z会グループが運営しています。同じ条件で3社に見積もりを取ると、金額の幅と各社が何を含めているかが見えます。
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よくある質問
2校しか載っていないのはなぜですか?
アイルランドでは、ログインなしで料金に到達できる学校が少なかったためです。カナダ・NZ・豪州は3校ずつ調べましたが、アイルランドは金額が読めるATCとILSCの2校に絞りました。無理に3校目を足すより、金額が確認できる2校を深く見るほうが役に立つと判断しています。
どちらが安いですか?
1時間あたりで見るとATCです。ATCブレイの一般英語が€10.50、ILSCの午後が€15.33で約1.5倍の差があります。ただし週の値段だけ見るとATC€210、ILSC€230で€20の差にしか見えません。ATCは週20時間、ILSCは週15時間なので、時間で割らないと比較になりません。
なぜ高いほうを選ぶ人がいるのですか?
ILSCは授業が月曜から木曜の週4日で、金曜が丸1日空くからです。アイルランドの学生ビザは就労が認められているので、平日に1日空くかどうかは収入に直結します。25週なら金曜が25回空く計算で、授業料の差€1,000(約18.3万円)に見合うかどうかの判断になります。
25週という数字は何ですか?
アイルランドの学生ビザ(Stamp 2)で語学を学ぶ場合、25週の授業と8週の休暇を合わせた33週が標準的な形です。そのため2校とも料金表が25週で区切られており、ILSCは「Study and Work」という名前で33週の商品として売っています。
授業料のほかに何がかかりますか?
ILSCは登録料€75、教材費(上限€120)、保険€125、Learner Protection Fee €30、TIE試験料€120で合計€470を公開しています。ATCは登録料€65と教材・eラーニング€80の€145を公開し、保険と学習者保護はMediPelにまとめて問い合わせ扱いです。同じ条件で比べるには、ATC側に保険料と試験料を名指しで聞く必要があります。
TIE試験とは何ですか?
Test of Interactive Englishのことで、ILSCは受験料€120を非EU/EEA学生に必須と明記しています。タビポタが調べたカナダ・NZ・豪州の9校には試験を必須にしている学校がなかったので、アイルランド特有の費用として予算に入れてください。
学校が潰れたらお金は戻りますか?
アイルランドには2012年の資格・品質保証法に基づく学習者保護の仕組みがあります。ATCはMediPelという医療保険と一体の制度、ILSCはLearner Protection Fee €30という項目で対応しています。学校が閉鎖した場合、コースの移管か直近に払った授業料の返金が想定されています。補償の範囲は申し込み前に確認してください。
ダブリン以外に選択肢はありますか?
この2校の範囲では、ATCのブレイ校舎があります。ダブリンの南にある海辺の町で、電車で通える距離です。短期なら週€40安くなりますが、25週以上では差が€10まで縮みます。働く場所がダブリンになるなら、交通費と通学時間も計算に入れてください。
帰国後のキャリアを、数字で設計する
運営者は渡航前年収450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になりました。使ったエージェントと3社並行の進め方をまとめています。
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本記事の制度・条件・金額は執筆時点で公開情報を確認したものです(確認日:2026年8月16日)。制度や料金は変更される場合があるため、実際の手続き・申請の前に各機関の公式情報を必ずご確認ください。本記事は法的・専門的な助言ではなく、特定の結果を保証するものではありません。