NZLCの有給インターン|保証された時給と、実際に振り込まれる額

NZLCの有給インターン|保証された時給と、実際に振り込まれる額
悩んでいる人「語学学校の「仕事を紹介します」は、いくらかかって、いくら戻ってくるのでしょうか。」

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こんなお悩みに答えます。

本記事の内容
  • 時給が保証されている仕組みと、その保証額の読み方
  • 公式の週給表を割り戻すと出てくる、別の数字
  • 紹介料が$1,610と$6,500の2通りある理由
  • 無料でやってもらえることと、お金を払わないとやってもらえないこと
本記事の信頼性

運営者は大学時代に米国へ半年の交換留学、卒業後にカナダで12ヶ月のワーキングホリデー(バンクーバー5ヶ月+バンフ7ヶ月)を経験しました。英語は高校で赤点20点台、渡航前のTOEICは500点台、帰国後に780点。年収は渡航前450万円から、帰国後に大手メーカーへ転職して800万円台になっています。訪問したのは米国とカナダのみで、他国は各当局の一次情報を調べてまとめています。

結論|時給を保証している、NZでは珍しい仕組みです

NZの語学学校を3校調べました。仕事の世話をする仕組みは3校ともありますが、時給の金額まで書いているのはNZLCだけです。

学校仕事の仕組み時給の記載
NZLC
オークランド
有給インターン
(ホテルの客室清掃)
あり。NZ$23.95を保証
Languages International
オークランド
Work Placement
(インターン・ホテル・農場)
なし。インターンは公式に「volunteer」と記載
LSNZ
クイーンズタウン・クライストチャーチ
就職保証プログラムなし

※ 各校の公式サイトを2026年9月6日に確認。金額はすべてNZドル。円換算は1NZドル92円で計算しています。

この記事は体験談ではありません
運営者の一次体験は米国とカナダだけで、ニュージーランドには行っていません。
この記事はNZLCの公式サイトと公式の料金表(2026年版)を調べて書いたものです。すべて2026年9月6日に確認しました。
日本人比率は書いていません。国籍構成のPDFは公開されていますが、月ごとに変わる数字なので固定して書くべきではないと判断しました。
あわせて読みたいNZの時給は業種で決まる|最低賃金より上を取る選び方$23.95は下限。実際にいくら払われているかは別の話

★週給の表を割り戻すと、去年の最低賃金が出てきます

ここがこの記事でいちばん見てほしいところです。

公式ページには「Guaranteed minimum wage of NZ$23.95/hr (before tax)」と書かれています。税引き前で時給NZ$23.95を保証する、という意味です。$23.95は2026年4月に改定された、現在のNZの最低賃金です。

その同じページに、週給の目安表があります。

週の労働時間公式の表$23.95で計算すると
20時間$470 +$479.00−$9.00
30時間$705 +$718.50−$13.50
40時間$940 +$958.00−$18.00

合いません。そこで表の数字を時間で割り戻してみます。

公式の週給表を時給に戻すと
$470 ÷ 20時間 = $23.50
$705 ÷ 30時間 = $23.50
$940 ÷ 40時間 = $23.50
3つとも同じ数字になります。

$23.50は、2025年4月から2026年3月までのNZの最低賃金です。つまり、見出しの数字は今年のもの、表の数字は去年のものです。

ただしこの表記が間違いだとは言えません。公式の表には「+」が付いています($470 +)。「以上」という意味なので、$23.95で計算した$479も「$470+」に含まれます。

そのうえで、読む側として大事なのはここです。語学学校が出す見積もりの数字は、更新が追いついていないことがあります。時給と時間が分かっているなら、自分で掛け算し直してください。この記事で扱った差は週$9〜$18ですが、6か月続けば$234〜$468(約2.2万〜4.3万円)になります。

NZの時給がどう決まるかは NZの時給は業種で決まる にまとめています。最低賃金は下限であって、実際に払われている額とは別です。

いくら払うか|$1,610という表示と、$6,500という上限

紹介料についても、公式サイトの中で2通りの書き方があります。

どこに書いてあるか金額円換算
有給インターンのページ$2,300 >> $1,610約14.8万円
公式の料金表(2026年版)from $1,610 to $6,500約14.8万〜59.8万円

ページだけを見ると「$1,610」に見えますが、料金表では下限です。上限は$6,500で、4倍の幅があります。何がこの幅を決めるのかは、公式サイトには書かれていません。

※ 「$2,300 >> $1,610」は公式サイトの表記をそのまま書いています。運営者がこれを値引きとして評価しているわけではありません。実際にいくらになるかは、申し込み時に必ず確認してください。

紹介料は「返ってこないお金」です
公式の条件に「The placement fee is non-refundable once the placement service has started.」とあります。手配が始まったあとは返金されません。
支払いはNZに着いてから、コーディネーターとの面談のあとです。払う前なら辞退できると公式に書かれています。
あわせて読みたいNZワーホリはいくら稼げるか|月収の見積もり方と仕事の探し方有給インターンはワーホリビザ限定。ビザが先

条件|ワーホリ限定、12週以上、面接は3回まで

この仕組みには入り口の条件があります。誰でも申し込めるわけではありません。

項目公式の条件
ビザワーキングホリデービザの保持者のみ
就労期間6か月以上働けること
受講期間NZLCに12週以上申し込むこと
英語レベルPre-Intermediate以上
職種ホテルの客室清掃(英語を使う職場)
勤務時間平均週30時間。閑散期は20時間未満、繁忙期は40時間以上
完了期限2026年末までに終えること

面接の回数にも上限があります。公式には「最大3社まで面接を手配する」と書かれています。そして遅刻・無断欠席・準備不足など本人の行動で決まらなかった場合、追加の手配はせず、紹介料も返さないとあります。追加で手配してほしければ、別途費用がかかります。

もうひとつ見落としやすいのが、この仕組みを提供しているのはNZLCではないという点です。公式に「This service is provided by an external service provider, and NZLC will refer students to them.」とあります。NZLCは紹介するだけで、条件を決めているのは外部の業者です。だから業者側の規約にも従うことになります。

週30時間で6か月働くと、いくらになるか

条件を数字にしてみます。公式が言う「平均週30時間」を6か月(26週)続けた場合です。

計算金額(税引き前)円換算
$23.95 × 30時間 × 26週$18,681約171.9万円
差し引く紹介料(下限)−$1,610−約14.8万円
差し引く紹介料(上限)−$6,500−約59.8万円

※ 運営者が計算した数値です。公式が保証しているのは時給であって、総額ではありません。勤務時間は「平均」であり、公式も閑散期は週20時間未満になりうると明記しています。税金は引かれていません。

閑散期が続いて週20時間だった場合は、$23.95 × 20時間 × 26週で$12,454(約114.6万円)です。同じ6か月で$6,227(約57.3万円)変わります。公式が「seasonal variation」と書いているのは、この幅のことです。

あわせて読みたいNZの語学学校は最大6ヶ月|使い切らない期間の決め方ワーホリビザで通える期間には上限がある

授業料|期間で4段階、36週から$450

NZLCの授業料は期間が長くなるほど下がります。フルタイム(週20時間、朝クラス)の場合です。

期間週あたりその期間の授業料
1〜11週$480
12〜23週$47012週で$5,640(約51.9万円)
24〜35週$46024週で$11,040(約101.6万円)
36週以上$45036週で$16,200(約149.0万円)

有給インターンの条件が「12週以上」なので、ちょうど$470の段に入ります。11週と12週では週$10違うため、12週にすると$120(約1.1万円)安くなります。11週で申し込む理由は、有給インターンを使う人にはありません。

授業料以外に必ずかかるものは次の通りです。

項目金額備考
入学金$250一度だけ
教材費週$10(上限$80)8週で頭打ち
教科書保証金$100返却すれば戻ります(終了後1週間以内)
ホームステイ手配料$380(シングル)ツイン・ダブルは$350
ホームステイ(週)$150(1〜4週)
$130(5〜11週)
$120(12週〜)
長いほど下がります
空港送迎$135(片道)往復は$250

教材費が8週で頭打ちになるのは、他校にはない仕組みです。36週通っても教材費は$80のままです。Languages Internationalは期間に関係なく$140の一括です。

無料でできること|Job Search Assistance

お金を払わなくてもやってもらえることがあります。公式に「All NZLC students can receive FREE support.」と書かれた項目です。

無料でできること有料の有給インターンとの違い
CVの作成無料なのは「探し方を教わる」ところまで。
実際に受入先を手配して、時給を保証してもらう部分が有料です
面接の受け方
NZでの仕事の探し方
IRDナンバー(税番号)の申請

週の授業のなかにもJob Workshop・CV Check・IRD/Bank workshopが組まれています(14:00〜15:00の選択授業)。自分で仕事を探すつもりなら、無料の部分だけで足りるかもしれません。

紹介料$1,610は、時給が保証された受入先を、面接3社まで手配してもらうことへの対価です。自分で探せるかどうかで、払う意味が変わります。

バリスタコース|NZと豪州で効く資格

NZLCにはバリスタコースがあります。ワーホリでカフェの仕事を狙う人には関係のある話なので、金額を書いておきます。

コース日数費用
Basic(Barista Part One)2〜3日$360(約3.3万円)
Intensive(Barista Part Two)4〜5日$590(約5.4万円)

NZと豪州のカフェ文化は日本と違い、フラットホワイトやロングブラックを注文どおりに作れることが採用の条件になる職場があります。ただしこの講座を受ければ雇われる、と公式が書いているわけではありません。

この学校が向く人、向かない人

向いている人
ワーホリビザを持っていて、6か月以上働くつもりの人
・仕事を自分で探す自信がなく、時給が保証された受入先を手配してほしい
12週以上通う予定の人(授業料の段が下がり、有給インターンの条件も満たす)
・オークランドに住みたい人(キャンパスはクイーンストリート沿い)
向いていない人
ワーホリ以外のビザの人(有給インターンは対象外)
短期(11週以下)の人(有給インターンに申し込めません)
客室清掃以外の職種を希望する人(この仕組みで手配されるのは客室清掃です)
・自分で仕事を探せる人(無料のJob Search Assistanceで足りる可能性があります
・都市を移りながら暮らしたい人(NZLCはオークランドとウェリントン。南島にはありません

申し込む前に確認すること

公式サイトから読み取れないことがいくつか残ります。問い合わせる前に、聞くことを決めておいてください。

確認することなぜ聞くか
紹介料は結局いくらか公式に$1,610〜$6,500と幅があります。何で決まるかは書かれていません
受入先はどの都市か「観光都市」としか書かれていません。住む場所が変わります
滞在先はいくらかインターン中の滞在(ホームステイ・スタッフ寮・学生寮)は別料金と明記されています
閑散期はいつか公式が「週20時間未満になりうる」と書いています。開始時期で収入が変わります
外部業者はどこか手配するのはNZLCではありません。その業者の規約にも従います

3校をまとめて比べたい場合は NZの語学学校3校を比べる を読んでください。仕事の世話にいくら払うかという1本の物差しで並べています。

留学の費用は、学費より「学費以外」で外れます。滞在費、保険、渡航費、現地での初期費用。そして各社の見積もりは、どこまでを含めるかが違います。同じ条件で3社に出してもらうと、含まれていない項目が浮かび上がります。
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よくある質問

有給インターンは誰でも申し込めますか?

できません。公式の条件は「ワーキングホリデービザの保持者のみ」で、6か月以上働けることが必要です。さらにNZLCに12週以上申し込むこと、英語レベルがPre-Intermediate以上であることも条件です。学生ビザや観光ビザでは対象外です。

時給NZ$23.95は必ずもらえますか?

公式は「Guaranteed minimum wage of NZ$23.95/hr (before tax)」と書いています。ただし同じページの週給表を時間で割り戻すと$23.50になり、これは2025年4月〜2026年3月の最低賃金です。表には「+」が付いているので誤りとは言えませんが、見積もりを受け取ったら時給と時間を自分で掛け算し直すことをおすすめします。

紹介料はいくらですか?

公式サイトのページには「$2,300 >> $1,610」と書かれていますが、公式の料金表(2026年版)では「from $1610 to $6500」と幅があります。$1,610は下限で、上限は4倍の$6,500です。何がこの幅を決めるかは公開されていないので、申し込み時に確認してください。

紹介料は返ってきますか?

手配が始まったあとは返りません。公式に「non-refundable once the placement service has started」とあります。ただし支払いはNZに着いてからコーディネーターと面談したあとなので、払う前であれば辞退できると公式に書かれています。

仕事は何をしますか?

ホテルの客室清掃です。公式は「English-Speaking Hotel Room Cleaning Jobs」と明記しており、職種は選べません。勤務地は「観光都市」とだけ書かれています。勤務時間は平均で週30時間、閑散期は20時間未満、繁忙期は40時間以上になることがあります。

お金を払わずに仕事を探す方法はありますか?

あります。NZLCは全学生向けに無料のJob Search Assistanceを提供しており、CV作成・面接の受け方・仕事の探し方・IRDナンバーの申請支援が含まれます。有料の有給インターンとの違いは、実際に受入先を手配して時給を保証する部分があるかどうかです。自分で探せる人は無料の範囲で足りる可能性があります。

授業料はいくらですか?

フルタイム(週20時間)で、1〜11週が週$480、12〜23週が$470、24〜35週が$460、36週以上が$450です。12週で$5,640(約51.9万円)、36週で$16,200(約149.0万円)です。ほかに入学金$250、教材費が週$10(上限$80)、教科書保証金$100(返却すれば戻る)がかかります。

南島の学校はありますか?

NZLCはオークランドとウェリントンで、南島にはありません。クイーンズタウンやクライストチャーチで探すならLSNZが2都市に校舎を持っています。ただしLSNZは時給を保証しておらず、就職保証プログラムの料金が季節で変わります。

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